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2009年11月17日火曜日

HCVプロテアーゼ阻害剤テラプレビルが第Ⅱ相試験で高持続陰性化率達成

 米Vertex Pharmaceuticals社は09年10月28日、前治療(ペグインターフェロン+リバビリン)無効のC型肝炎ウイルス(HCV)感染患者に対するHCVプロテアーゼ阻害剤telaprevir治療(テラプレビル+ペグインターフェロン+リバビリン)において、高い持続陰性化率(SVR)が非盲検第Ⅱ相試験で示されたと発表した。

 患者94人の暫定データによると、前治療再発患者の90%、前治療への反応が部分的だった患者の55%が24週間または48週間のtelaprevir利用治療によってSVRを達成した。また、前治療に無反応の患者の57&が48週間のtelaprevir利用治療によってSVRを達成した。この結果は、前治療無効患者を対象にした進行中の第Ⅲ相REALIZE試験を後押ししているとVertex社は述べている。Vertex社は田辺三菱とJohnson & Johnson社とtelaprevirを共同開発している。

Vertex Pharmaceuticals Press Release(2009.10.28)
http://investors.vrtx.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=419250

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