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2010年2月18日木曜日

C型肝炎の感染経路について

 感染経路としては、輸血、最近話題になっている血液製剤のほか、針を変えずに複数の人に注射した予防接種などがあり、これが日本でC型肝炎が蔓延した大きな原因の一つと考えられます。

 この点からC型肝炎は一般に医原病と考えることが出来ます。

 現在では、このような経路はまずなく、刺青、麻薬の回し打ちなどがほとんどで、普通の生活で感染することはありません。

 ただし、C型肝炎ウィルスをもっている人(キャリア)の血液が傷などから体内にはいると感染します。

 従って、そのようなおそれのあったときは傷口をすぐに水でよく洗い流してください。

 また、キャリアの人は出血は必ず自分で処理し他人にふれさせないよう気をつけて下さい。

 ちなみに輸血以外の経路による感染は「散発性感染」とも呼ばれ、以下に示すように、いろいろな経路からの感染の可能性がありますが、先程も述べているように常識的な社会生活を心がけていれば、ほとんど感染しません。

・長期間血液透析を受けている場合

・頻繁に血液に触れる職業に従事している場合(特に針刺し事故など)

・HCV感染者の血液が付着したカミソリや歯ブラシを共用した場合

・HCVに感染している母親から生まれた子供(ただし、少ない)

・HCV感染者と性交渉があった場合(ただし、まれ)

・HCVに感染した人の注射器や注射針等を使いまわした場合

・HCV患者が使用した器具を用いて入れ墨やピアスの穴あけをした場合

・HCV感染者からの輸血、臓器移植等を受けた場合

・他人と注射器を共用して覚せい剤、麻薬等を注射した場合

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