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2009年12月4日金曜日

肝炎治療戦略会議が核酸アナログ製剤の有効性・安全性認める

厚労省の肝炎治療戦略会議は09年11月18日、B型慢性肝疾患患者への核酸アナログ製剤治療やC型慢性肝疾患患者へのインターフェロン複数回治療について、有効性と安全性に問題はないとする見解をまとめた。

B型慢性肝疾患患者に対する核酸アナログ製剤治療は、有効性と安全性の観点から極めて効果的であるとし、同製剤の投与を推進することは政策的にも有効と指摘した。一方で、患者が自己判断で投与を中止しないように十分指導することや、B型慢性肝疾患治療の知識と経験がある医師が使用することが必要とした。

また、インターフェロン単独で治療したり、治療の終了後に再燃したりしたC型慢性肝疾患患者には、インターフェロンによる再治療の効果が期待できるとし、初回治療の結果や内容によっては、再治療を推進することは政策的にも有効と結論付けた。
一方、インターフェロン少量長期投与による発がん抑制効果については、欧米と日本での治療期間や対象年齢の違いなどから一定の見解が得られていないとして、有効性の評価にはさらなるデータ収集が必要とした。厚労省は今後、見解を基に、2010年度予算の概算要求で事項要求となっている肝炎対策について、医療費助成も含めて検討する。

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