米Vertex Pharmaceuticals社は10年2月4日、09年12月期までの通年業績と最近のC型肝炎と嚢胞性線維症プログラムの開発について発表しました。
Vertex社の会長、社長兼CEOであるMatthew Emmens氏は、「我々の主要フォーカスはtelaprevirのフェーズ3開発プログラムを完了して10年下半期にNDAを行うことである。
これに加え、telaprevirとVX-222の併用レジメンを評価する臨床試験を開始する計画をしている。この試験の中間データを10年第3四半期に獲得することを期待している」と述べた。
最近の臨床開発状況は次の通りである。
・telaprevirのフェーズ3 ADVANCE、ILLUMINATE、REALIZE試験で全ての試験薬剤の投与を完了し、治療後フォローアップ期間に入った。
・米FDAやその他の規制当局との話し合いが終われば、telaprevirとVX-222の併用試験を10年第1四半期に開始する計画である。
・嚢胞性線維症を対象としたVX-770のフェーズ3 STRIVEの登録を完了し、G551D変異を有する12歳以上の患者が登録された。
・VX-770のフェーズ2 DISCOVER試験の登録を完了し、F508del変異を有する12歳以上の患者が登録された。
・VX-770のフェーズ3 ENVISION試験の登録は10年上半期に完了される見込みで、G551D変異を有する6~11歳の患者が登録される。
・VX-809とVX-770の併用試験を10年下半期に開始する計画で、F508delを有する患者を対象に行われる。
・リウマチ性関節炎を対象としたVX-509とてんかんを対象としたVX-765のフェーズ2POC試験の中間データが早くて10年下半期に出される予定である。
Vertex Pharmaceuticals Press Release(2010.2.4)
http://investors.vrtx.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=443116
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